DS-2762 Ombre Check 2 Flap Open Shirt
Rayon 100%
1950年代の典型的な2フラップ・オープンカラーシャツの形。
しかも先染めレーヨンオンブレチェック、当時の不良から絶大な支持があったテキスタイルです。
形としてはドライボーンズの定番でもある、先端が小丸になった襟で2フラップポケットタイプ。
いわゆる「典型的な1950年代中期デザイン」です。
ただし、実は細かくこだわりを持って作られており…
こういった規則正しいチェックだとわかりやすいのですが、真正面から見るとポケットフラップをわずかに外側に向けて上げているのです。
その数値はポケット幅12センチに対してわずか5ミリ。
この5ミリを上げることによって、当時のメンズスタイルが求めた「質実剛健」な体型に見えるようになります。
逆に、ポケットフラップが全く水平だと着た時に外側が下に垂れるような感じに見えてしまい、なよっと見えてしまいがちなのです。
先端が小丸になった襟型も同様に、第1ボタンを開けて着た時にわずかに襟先が肩の方向へ上がって見えるようなカッティングにしてあります。
そうする事によってなで肩に見えないようなパターンメイキングにしています。
典型的な1950年代中期の、当たり前なシャツですが…実はその先に「メンズクロージングの奥義」を詰め込んでいます。
また、実にクラシックなオンブレチェックで配色も当時から人気があったカラーリング。
これ単体でもオシャレですが、ジャケットのインナーとしても非常に優秀な1着です。